■ ID | 170 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 一般廃棄物最終処分場における浸出水の化学物質特性 |
■ 著者 | 高橋清文
埼玉県環境科学国際センター 倉田泰人 埼玉県環境科学国際センター 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)全国都市清掃会議 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第23回全国都市清掃研究発表会講演論文集、346-348 |
■ 抄録・要旨 | 県内36カ所の一般廃棄物最終処分場の浸出水について、統計手法を用いて各種化学物質の特性を検討した。
分析した全72項目から15項目を選択して主成分分析したところ、化学物質の総量的な指標となる第1主成分と、有機・無機の相対的な指標となる第2主成分が得られた。次に、全検体を第1・第2主成分スコア値でクラスター分析したところ、5つのグループに分かれ、さらに有機成分溶出型、無機成分溶出型、有機・無機両成分溶出型の3つに分類できた。また、焼却灰の埋立は浸出水の塩類濃度を高くする傾向が見られた。
多量成分では、陽イオン(Ca2+、K+、Na+、Mg2+)、陰イオン(Cl−、SO42−)、有機酸の総等量比で良好なイオンバランスが得られた。電気伝導率との相関はCl−が最も高かった。
新規規制項目のホウ素およびフッ素は、全検体で排水基準を下回った。 |
■ キーワード | 最終処分場、浸出水、化学物質、主成分分析、クラスター分析 |
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